加太越えにD51が再び

鈴鹿山脈南嶺南に位置する加太越えは関西本線の加太~柘植間の下り線に対して25パミール (25/1000) と急勾配が続く山間の険しい区間として全国でも有名。
そして駅間が最も長い同区間では単線であるゆえに途中で列車の行き違いが出来るように当時は中在家信号所と呼ばれる行き違いが出来る設備があり勾配の途中にあることからスイッチバック方式が用いられていた。

現在は軽快な気動車が淡々と同峠を越えていき行き違いこそ無くなったが当時は補機を従えた蒸気機関車が牽く貨物列車がスイッチバックに一旦入って列車の行き違いと暫しの休息後、再び峠を上ってったものだ。それらの設備も2006年3月に廃止となってしまった。現在も跡地は色濃く残っている。

20170417-_IMG4539.jpg

この同区間を再び蒸気機関車が走ることはもうないが先日、愛知県あま市の個人宅から同所有だったD51 827号機がアチハ株式会社に譲渡され和歌山県の有田川町鉄道交流館へ陸送された時、線路に平行する名阪国道の加太越えをトレーラーにのせられたD51 827号機が越えた。
陸送とはいえこの地にD51が姿を見せたのは四十年ぶりくらいにはなるか?
D51 827号機をのせたトレーラーは加太トンネルに入る直前の急勾配をエキゾーストノートも高らかに響かせ駆け上っていった。

2017.4.17 D51 827号機陸送 加太トンネル上
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No title

タイトルだけを見て、「これは早くから大築堤の場所取りをしなければ」と早合点してしまいましたが、そういうことだったのですね。
D51 827号機といえば、中央西線でSLのさよなら運転の先頭に立ったカマですね(撮ったことはありませんが、雑誌で見ました)。
今後の同機の活躍が楽しみです。

No title

いろいろな陸送を追っかけているようですが、蒸気機関車となるとやっぱり珍しいんでしょうね。
当日は特に気合が入っていたのがこの画に現れているように見えます。

No title

OUTBACK-3161様

紛らわしい文面で早合点させてしまいスミマセン(^^; 気持ち的にはD51があの加太の築堤の大カーブを駆け上がり中在家信号所を一気に駆け上がってくるイメージを頭の中に描きながら名阪国道加太越えするD51の陸送を撮りましたので頭の中は線路上です(笑) 中津川で晩年を迎えた同機ですが亀山のカマだったらもっと良かったでしょうね。

DF50 34様

蒸気機関車の陸送は珍しいようで意外に珍しくないです。結構全国のあらゆるところで蒸気機関車の陸送はやってるものでして、全く知らなくて後で知る方が多いです。 直近では栃木県でC58 5号機が移動による陸送が行われてました。こちらは少しの移動だったので動輪つけたままの陸送でSLそのものでしたが、今回のこのD51 827号機は高さの加減で動輪とボイラーをバラしての陸送だったので実は言うと気合いがあまり入ってなかったのです(^^;

No title

鉄路と陸路との違いはあれど面白い狙いですね。
幻のドラフト音を聞きながらの撮影でしょうか。背後に見える反対車線が中在家信号所の待避側線に見えてきたりします。

白影様

単機で上ってるように見えるでしょ。後ろを他車の数珠繋ぎを期待してたのですが(^^; その数珠繋ぎを貨車に見立てようと思ってました。
生憎、交通量の少ない日だったのか単機で上がってきましたわ。仰るように反対側車線の明るいところが中在家信号所のイメージに自分の中でもしてます(笑)
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