残照

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陽は山に沈んでしまったが遠くの入道雲にはまだ陽が当たっていて不気味だった。

2017.9.9 養老鉄道 600系604F
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残暑

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茹だるような暑い夏が去り初秋らしく朝晩は涼しくなったものの日中は30℃を上回らないまでも、まだまだ汗ばむ日が続く。
この日も夜から朝方にかけてはクーラーが要らなかったものの日中は気温が一気に上昇をしてクーラーを付けずには居られなかった。
今が季節の変わり目なのか秋空と夏空が入り混じったような空が広がっていた。

2017.9.9 養老鉄道 600系604F

余部鉄橋の回想録


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2004.1.25

このブログで直近度々登場の余部鉄橋に初めて魅せられたのは私が小学校5年生の時にNHKのドラマ人間模様で放送されていた「夢千代日記」(1981年2月15日 - 3月15日放送)の中に登場する余部鉄橋を渡るキハ58系の急行「但馬」「白兎」のシーンを見てからでした。

余部鉄橋を渡るキハ58系の車内から鉄橋の下の風景を見つめている吉永小百合さんが凄く印象深かったのを覚えてます。
吉永小百合さん幾つになられてもお綺麗ですね。
小学生5年の私が自らこのドラマを見たくて見てたのではなく当時一家に一台しかなかったテレビを親が食い入るようにこのドラマを見てたのをそれを横で一緒に見ていました。
小学生だった私は当時どんな思いでこのドラマを見てたのでしょう(笑)
当然ドラマの内容など一切覚えていませんし小学生の頭では理解出来ないことだらけだったでしょう。でもそんななか明確に覚えているのが、この余部鉄橋を渡る急行「但馬」「白兎」のシーン。ただそれだけです。
これほど小学生の私には衝撃的なシーンで脳裏に焼き付いてしまったのでしょう。

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2004.2.15

このドラマの放送からちょうど5年後の1986年(昭和61年)2月28日に、この余部鉄橋で列車転落事故がおきてしまいました。転落したのは香住で団体客174人を降ろし終わって回送中の団体臨時の和風列車「みやび」の客車7両です。事故当日最大風速25メートルを越す強風に煽られ客車ごと鉄橋から転落、真下にあった水産加工場や民家を直撃し、客車に乗っていた車掌1名と加工場の従業員5名の計6名が死亡、客車内に居た日本食堂の従業員1名と加工場内の従業員5名、計6名が重症を負う大惨事になりました。
このニュースを見た時は衝撃的でしたね。これまでの鉄道事故では類をみない事故だったので改めて自然の猛威を思い知らされました。
その後転落事故で亡くなられた方を弔う慰霊碑として聖観世音菩薩が転落した現場に立てられています。ここに来てそれを見る度にご冥福を祈るばかりで同時にあの衝撃的なニュースの映像を思い出します。

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2004.2.15

高校生になり夏休みに列車に乗って初めて余部鉄橋を渡りました。この時は列車で渡っただけで降りて鉄橋の写真は撮りませんでしたが高さ40メートルの鉄橋を列車で渡っている最中に見える眼下の集落に日本海の景色はあのドラマで登場をするシーンそのものでそれが嬉しかったのを今も覚えてます。
それから大人になり自動車の免許をとり自家用車で余部鉄橋へ何回も撮影しに通った時代(ころ)もありました。
もうその頃は旧客も急行「但馬」「白兎」も走ってませんでしたが東京からの寝台特急「出雲」やキハ58系の「カニかにエクスプレス」がまだ走ってたのでそれらも含め余部鉄橋の良き思い出となりました。

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2003.12.23

それとこの頃はSNSもネットもそんなに普及してなくて、せいぜいメールがあるくらいで今日と比べれば実にノンビリしていたなぁと思います。
写真も撮ったあと直ぐに結果が分かる現代とは違ってフィルムを使いきるのが数週間下手したら数ヶ月先で、それからやっと現像をして結果が分かるといったような感じでした。
今回の記事の画像はその頃の写真をスキャナーで読み取らせて画像化してるのでその際の画像の劣化等でお見苦しいところがありましたことお許し下さい。



大阪市交通局地下鉄と市バスの民営化

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2017.8.31 大市交 御堂筋線用10系第09編成(1109F)廃車陸送


大阪市交通局の地下鉄と市バスが来年の4月1日より民営化されることになった。
今後は従来の10系・10A系電車は順次廃車になっていき新たに30000系電車が2021年までにあと残り13編成が配備される予定で今は民営化に向け佳境に入ったところだ。

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2017.9.7 大市交 御堂筋線用30000系31607F陸送

出雲国の陸送

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何時かは撮ってみたいと思っていた出雲国での陸送。いよいよ実現する時がやってきた。
実際現場に立ってみると幹線道路とは言え地方の道路は市街地以外は街灯が殆ど無くて暗いところばかり。
ある程度は予想がついていたが輪をかけるように苦戦を強いられた。
そんななかで何とか灯りのある場所で出雲国を代表する標識を絡めて撮ることが出来た。

2017.9.3 一畑電車7000系7003F陸送

道の駅「あまるべ」空の駅

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9月2日に青春18きっぷを使って松江まで行った時に乗った臨時快速「山陰海岸ジオライナー」の車内から見た現在の余部鉄橋のことがずっと気になっていて、いてもたっても居れず今週の日曜日気が付けば車を余部鉄橋へと走らせていた。
大阪市内から高速道路を全く使わず下道で車を走らせること4時間くらいで余部鉄橋に到着した。道中渋滞がまったく無くて快適なドライブだった。

何よりも驚いたのが暫く来ないうちに周辺の道路事情が大きく変わっていたこと。佐津ICから余部へは国道178号線のバイパスが山の中をトンネル一本で貫通していた。
なので豊岡から餘部へは大幅に時間短縮になっていて早く行けるようになってることに感動をした。
このように道路が発展して便利になることは大変嬉しいことだが、これによりますます鉄道が衰退していくことが歪めない。

佐津のインターからバイパスを10分程走り長いトンネルを抜けてバイパス終点下り口に差し掛かる手前右手に餘部のコンクリート橋がいきなり目に飛び込んでくるようになる。バイパスはこれより先も工事中のようだが再来月の11月26日には浜坂ICまで繋がるようだ。

バイパスを下りると旧の国道178号線と合流をして瞬く間に余部コンクリート橋の袂にある道の駅「あまるべ」に着く。駐車場も完備されていてここに車を置いて橋の上まで上がって行けるようになっている。
この道の駅「あまるべ」には余部鉄橋の歴史や架け替え工事の時の様子などをまとめたビデオの上映や交通情報そして土産物や農作物の販売それに御当地の食材を使ったレストランなどがある。

12時前に到着をして餘部駅の時刻表を見ると次の列車は上りの城崎温泉行きが12時20分で下りの鳥取行きが12時40分だった。
12時20分までまだ時間があったので先に食事を済ませてから上り列車を橋の下から撮って下り列車を橋の上のお立ち台から撮ろうと思った。

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先ずは20分の上りを道の駅の看板を入れて見上げて撮った。秋らしい空に飛行機雲が演出を手助けしてくれた。そして駅へのアプローチをゆっくり登ってくことにする。
駅への登り道も綺麗に整備されていて橋の架け替え前に比べて大変登りやすくなっていた。エレベーターの設置工事も現在行われていて、これが完成をすると地上から一気に橋の上まで上がれるようになる。
足の悪い人や車イスの人それにお年寄りなど歩行困難な人でも気軽に楽に橋の上まで上がることが出来るようになって大変便利になる。ホームページでは今年の9月末には完成予定となっていたが工事が難航していて2ヶ月遅れの11月末の完成となっていた。

駅へのアプローチを3分の2くらい登ったところで道が二手に別れていて右が駅へ行く道で左が橋の撮影スポットへ行く道のようなので先ずは左の道の撮影スポットへ行く道を進んだ。
橋脚を潜り道を登りきったところが撮影スポットだが鉄橋時代のお立ち台そのものが今尚残っている感じだった。
そこに一本の支柱があってライブカメラが備え付けられていた。どうやら余部鉄橋のリアルタイムの様子をこのライブカメラで撮ってインターネットに配信をしてるようだ。

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撮影スポットには既に4人くらいの人が下り列車をカメラに収めようと待っていた。
太陽は背にあるものの木陰となっていて高さ40メートルのところを吹き抜ける風がとても心地好くじっとしていても暑さをまったく感じないで快適そのものである。
周囲の山の緑と青い日本海の水平線がクッキリと見えていて申し分ないのだが残念なことに先ほどのエレベーターの設置工事のクレーンが一際目立つ。これも工事が終わるまでは致し方がないことなので諦めるしかないが、そう思っていても景観にとても不似合いなものが写るので残念でならない。それと比較的真新しいコンクリート橋が周りの景色に相まってないのが半端なく感じるのだった。
待つこと10分足らずで下り列車がトンネルの中から飛び出してきた。キハ47系2両がこっちに向けゆっくりと橋を渡ってくる。キハ47系自体の朱色は周りの景色と相まっていてしっくりとくるのだが...

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とりあえず下り列車を撮り終わってから駅の方にも行ってみた。
ホームの横にはかつての線路が残されていた。線路の先は旧橋脚の3本が保存されていてその上を「空の駅」として鉄橋展望台になっている。
現在エレベーター設置工事の為に展望台の一部には入れなかったが高さ40メートルから見える日本海を中心に見える景色は絶景だった。
あと驚いたのが駅のホームがWi-Fiに対応していることだ。

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餘部駅のホームには鉄橋に使われていた鉄骨がベンチ代わりに置かれていた。
この日は夏休みも終わった普段の日曜日だったからか数える程しか人が居なかった。
これがゴールデンウィークや夏休みとなると観光客で溢れかえるのではないだろうか?
実際先々週に「山陰海岸ジオライナー」の車内から見た時は20人くらいは空の駅に人が居たように思う。
ましてやエレベーターが出来たら下から上がってくる人も今まで以上に増えるだろう。
一通り駅を散策してから再び道の駅「あまるべ」へ戻った。
もしまた次ここへ来る時があれば冬がいいかな?青春18きっぷで来て香住で蟹でも食べて城崎温泉にでも浸かって帰るのも悪くない。
これらも山陰海岸ジオパークならではの醍醐味だ。

2017.9.10 余部コンクリート橋「空の駅」

宍道湖

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宍道湖は島根県松江市と出雲市にまたがる夕日が綺麗な湖で有名で宍道湖で画像検索をすると必ず湖面を茜色に染める夕日の画像が出てくる。
そして宍道湖東側の湖岸には夕日スポット「とるぱ」という夕日観賞用のお立ち台までもがある。

今月2日に青春18きっぷを使って松江に到着をした折りにホントは宍道湖の夕日を拝んでから米子へ向かおうと思っていたのだがこの日の日本海側は雲が多いとの予報だったので夕日は見れないだろうと言う判断で急遽「山陰海岸ジオライナー」に乗ることにしたため日没までに松江にたどり着けなかった。そのため移動中の列車の窓から夕日を見ることになる。

宍道湖で夕日が見れなかった代わりに夕日スポット「とるぱ」で、ばたでんの7003Fの陸送を見ることが出来た。
白を基調とした車体に「出雲の風景」をデザインテーマとしてるラッピングだが全面の模様が心なしか宍道湖に沈む夕日に見えた。

2017.9.3 一畑電車7000系7003F陸送

大市交10系電車1109F搬出

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今回も西日本建設物流さんと河西運輸さんの合同による10系電車の搬出が先月の末に行われた。
前回同様に8軸の低底トレーラーに大きく後が飛び出た状態で陸送される姿はなかなかの迫力があった。

2017.8.31 大市交10系電車1109F陸送

ばたでんデハ7003の搬出

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前記事からの続き

後藤総合車両所の搬出門を出て幅7メートルの生活道路をゆっくりと進んできたデハ7003の陸送トレーラーは国道へ出ようとしていた。
交差点を見る限り間口が狭く端から端まで15メートルほどの道幅だろうか?それを20メートル級の長さの電車で右折は道幅いっぱいいっぱいになりそうな感じだった。
国道の両方向の車を誘導員が止め対面の信号が青に変わるとゆっくりとトレーラーヘッドが交差点内へ入っていく。いよいよプロの神業を見る時が来た!

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デハ7003の巨大な車体が片側2車線ずつ計4車線の道路を完全占領し後部台車の舵を切りながらゆっくりと慎重に曲がっていく。
デハ7000系の特徴とも言える側面のデザインが露になる瞬間でもある。交差点の照明がそのデハ7003の側面を照らし浮かび上がった車体をファインダー越しに見てアドレナリンが吹き出した。この時10時間以上かけて来た甲斐があったとそう思った。

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またひとつ神業を間近で見れた。だから陸送撮影は辞められないw
陸送担当は毎度お馴染みのアチハさんだったがアチハさんが新車を運ぶって珍しい気がする。

2017.9.10 一畑電車デハ7000系7003F陸送

ばたでんの陸送

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普通列車を乗り継いで10時間以上かけて島根県まではるばる遠方からやってきた。ここまで僅か2,300円の投資で乗り鉄は堪能出来たがこれより先はレンタカーで米子市内へ戻るとする。
実はこの日の夜に後藤総合車両所(米子市)から一畑電車(通称ばたでん)の新製車両デハ7000系の3編成目が陸送搬入されることになっている。
デハ7000系と言えば去年の3月末に近畿車輛から後藤総合車両所へ→構体が運びこまれたことがあった。それを同工場で仕上げられ雲州平田へ搬入されるのである。デハ7000系は一畑電車86年ぶりの新製車両となっている。

4編成導入予定のうち7001Fと7002Fの2編成は既に搬入済みで営業運転にとっくに入っている。残すは7003Fと7004Fの2両でこの日が7003Fの搬入となった。
個人的にこのデハ7000系が好きなので以前からこのデハ7000系の陸送を撮りたいという思いがあったが平日の夜だったり搬入の時間が分からなかったり何よりも遠すぎてなかなか撮りに行けなかったのが最大の理由で今回は土休日夜の陸送であることと青春18きっぷの恩恵を承けてやっと撮れるチャンスが巡ってきたのだ。

そして松江から米子へ向けて国道9号線をひたすら戻る。
車通りが少なくスムーズに流れるが国道とは言え街灯あるところが少なくハイビームで走らなければならないというくらい暗黒すぎてデハ7000系の陸送本番では撮れるところが果たしてあるのだろうかと不安が横切る。
おまけに片側一車線が殆どで下手をしたらずっとデハ7000系のお尻にくっついて走ることになる。
ナビの誘導時間通り40分くらいで米子市内へ戻ってこれた。
搬出時間まで時間があるのでコンビニでお茶を買ったり市内をウロウロしたりロケハンをしたりして搬出のその時を密かに待った。
そして搬出時間を迎え辺りは緊迫したムードにピリピリとした空気が張り詰めたその矢先に搬出門から出てきたデハ7000系がようやく姿を現した!

2017.9.10 一畑電車デハ7000系7003F陸送
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